今般、日本貨物鉄道株式会社で、輪軸組立時の大歯車圧入力値が基準値を超過し、当該歯車圧入力値に係る
記録簿の差し替えが行われていたことを受け、国土交通省中部運輸局より鉄道車両における輪軸の緊急点検等を
実施するよう要請を受け実施した結果、下記の通り一部の車両で輪軸組立時の圧入力値が基準値を超過している等が
判明しました。
なお、緊急点検等を行った結果、安全に運転することができる状態であることが確認できたので、現在運転を
継続しております。
お客さまをはじめ関係の皆様にご心配をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます。
〈概要〉
当社から車両の輪軸組立作業を受注した京王重機整備株式会社において、圧入力値が基準値から逸脱しているものを
基準値の範囲内に入るよう一部の圧入力値の記録簿の差し替えが行われていた事実が判明しました。
●圧入力値が基準値から逸脱している等の不適切な事案が判明した輪軸数 10本
※該当する輪軸を使用した車両については、緊急点検を行い安全性を確認しております
当社としましては、今後も点検等を適時適切に実施し、安全な運転に努めるとともに、当該業者に対し、原因の究明、
安全確保策、再発防止策等について強く求めてまいります。
〈お問い合わせ〉
鉄道事業部 0778-21-0706(平日8:15~17:00)